2016/01/18
前回は過去の解釈が変わると、今生きている世界が変わるというお話でした。
自分は今まで愛情をもらえていなかったと思っている方や、愛情はあったけど傷つけられたと感じている方もいると思います。でも、それは本当のこと?
事実でしょうか?
そう思うようになった出来事は確かにあったのかもしれません。ただ、その解釈は幼い子どもの頃の自分がしたものです。今苦しいと感じているなら、その解釈を変える勇気を持ってみましょう。
現在の状態を言葉を変えて表現すると、「自分が欲しかった形で愛情をもらえなかったと感じている」ということだと思います。そう言われてみれば、誰しも自分の思い通りに親の愛情を100%もらっていた、ということはないと思います。親も人間ですし未熟だったかもしれません。受けとる自分も、素直に受け取っていない場合があります。そしてこう思っている方は、「どうせ自分は愛されない人」だと自分のことを否定的に捉える傾向にあります。この状態から解釈をすこしずつ変えていきましょう。
まず「自分が欲しかった形で愛情をもらえなかった」→「自分が欲しかった形ではない愛情はもらったかもしれない」と変更します。「どうせ自分は愛されない人」→「愛されない時があった人かもしれない」とこちらの解釈も変更します。