2015/04/23
ホロトロピックふれんどvol.2の後半です。
同じような経験を繰り返す度に、その傷を守ろうと心が硬くなってしまいます。成長していく過程で、何度も何度も同じ刺激を受ける度に、最初に受けた傷を守るために鎧のようなものを作ってしまうのだと感じました。
この時は、そのまま眠ってしまいましたが、翌朝もなんとなく良い感じが続いており、幸せだなあと感じていました。でも、時間とともにまたいつもの日常のイライラなどの否定的な感情が戻ってきました。同じような瞑想をしましたが、なかなかあの時のような感覚になることはできませんでした。しかし、あの時の感覚は自分にとっては事実でした。またあの状態に戻ることができるだろうという、安心感のようなものはありました。
あの時気づいたことの中に、この美しい魂の光は、すべての人が持っているものだ、という確信がありました。生まれながらにすべての人が「美しい魂の光」を持っているのに、大人になるに連れて心をかげらせてしまいます。そして様々な否定的な感情を生み出しているだけなのです。その美しい光のまま大人になっていれば、みんな根拠のない幸せ感をいつも感じていられるはずです。多くの人は、「今のままの自分ではいけない。早く現状を変えてよりよい人にならなくては。」と現在の自分を否定して、理想の自分になろうとしています。しかし、本当は、「青い鳥はここ(自分の心)にいた」のです。何者にもならなくても、そのままの自分でも幸せになれるという、人生の答えを知った気持ちになりました。(続く)